コロナプレミオ
一見普通のプレミオ。まぁファミリーカーです。
外見はまったく普通です。しかし車内を覗きこむと…。
ウッドパネルはなんだか標準装備(?)だったらしく、現在は交換されてます。
それよりも、何か手前にこの車に似つかわしくない物が生えてます。
これならわかりますかね?そうです。こやつはバリバリのファミリーカーのくせにMT車です。
って、こう書いてしまうと何だかあっさりしてしまいがちですが、中古車検索サイト「GOO-NET」で探しても11台、紺色に限定すれば3台しか見つからないという、うちのヨタよりはるかにレアな車となっています。って書いたら少しはこの車の凄さが伝わりますかね?
そしてこの車、カタログにはちゃんとMTの設定があるくせに、実際に注文したら「今から作ります」とか言われたらしいです。ちゃんと用意しとけ、トヨタ。
しかしこんなファミリーカーにMTを求めるだけあって、オーナーも変な人間です。
この車で高速道路をスピードメーターを振りきって走行したり、急いでたからってGT-Rを煽ってみたり。
そんなレアなプレミオもついに買い換え。次に選んだ車は…。
マイチェン後のコロナプレミオでした(泣)。買った本人は「コロナって名前が付く最後のプレミオだよ!?」とか抜かしてましたが…。見た目なんか「ちょっと目の形が違う」とか「テールランプのデザインが違う気がする」とか、ほとんど間違い探しの世界です。同じ車(微妙に違うが)を購入した為、皆に不思議な顔をされてますが、まぁ本人が良いって言ってるんで、よしとしましょう。
さて、今回色々調べてわかったらしいのですが、シャーシがカルディナと共通らしく、足回り等のパーツが流用できるっぽいです。よってしばらくしたらちょこちょこと色んなパーツを変えていくらしいです。
これでは、ただでさえレアな車なのに、さらに希少な車になってしまいます。まさに世界に一台か?
こんなレアな車ですが、中身は普通のプレミオとまったく一緒(つまり普通のファミリーカー)なんで、ATに比べ価値があるはずもなく、おそらく日本で最もレアな量産車の一つでありながら、最も価値の無い車という、なんだかよくわからないことになってます。
ま、せっかくのレア車だし、持ち主も気に入ってるみたいなんで、永く可愛がってほしいもんです。