バッテリーレス
我が愛車のSDRはここんとこ(というかずっと)バッテリーが上がってウインカー等のバッテリー系統の電装品が全然役に立ってなかった。
まぁキックだから別にいっか、とか思ってたが、BBSで似たようなネタがあったので私もカキコしたらKRS氏から「コンデンサあるよ」と返事がきた。話によると燃費も向上するみたいだし、何よりHPのネタができた。
ってことでKRS氏の協力を得て(実際はほぼすべてKRS氏に作業してもらったが)SDRのバッテリーレス化決定。
KRS氏が用意してくれたコンデンサ(でっかい方)とセラミックコンデンサ(袋に入った方)。
コンデンサは3つほど用意してもらったが、今回はその中で一番大きな10000μFのものを選択。理由は単純「でっかいことはいいことだ」。
セラミックコンデンサは高周波のノイズに対応するために用意した。しかしKRS氏曰く「あんま意味ないかも」。まぁでもこういうものは用心のために付けとくものでしょう。昔私がラジコンにハマってたときも、モーターにちゃんと付けてたし。
さて、とりあえずSDRのシートをはずす。
スカスカ。
普通はタンクのすぐ後ろ(ケツの下くらい?)にバッテリーがあるもんだが、SDRには(当然のように)そんなスペースはない。かなり後ろの方に配置してある。
一応現在のバッテリーの電圧を測定。
1.7V…?定格12Vのはずなんだけど?ま、キーONしたら0Vになるんだろうけど。どのみち役に立ってない。
ちなみに、普通はエンジン停止時の電圧が12.5V以上あればひとまず安泰で、エンジンがかかっている状態で14V以上あればバッテリーおよび充電器は正常。
諸悪の根源、完全に上がりきったバッテリーをはずす。ってすべて私の管理が悪いんだが。これから先SDRが私の手元から離れるときまでバイクに積まれることはないだろう。ごくろうさま(?)。
バッテリーをはずしたことにより1Kgくらいの軽量化か?自分が少し太ったら意味なくなるが。細かいこと言う前に軽量化したかったら自分が痩せろって感じ。
今回使用する予定の工具一式その他。これだけ揃ってりゃかなり楽に作業できる。
コンデンサにセラミックコンデンサをセットして、保護するためにホットボンドで埋める。
用意したコードをハンダ付け。作業自体は難しい話じゃないんでさっさと先に進む。
ちなみに写真には写ってないが、コードの先にはギボシを付けてる。これはバイク側のコードがギボシになっていたので、それをそのまま利用するために付けた。
さて、いよいよ取り付け。防振や防水について何も考えずタイラップでサクサク固定していく。
市販のバッテリーレスキットは多分このへんの防振対策や防水対策がしっかりしてるから、いい値段がするんだと思う。買ったことないけど。
うーん、見た目もすっきり。どうせシートで隠れるけど。
エンジンスタート!
今まで(バッテリーが上がってないとき)はキーON時にYPVS(Yamaha
Power Valve Systemってこんなのはどうでもいいか)の「ウィーン」という作動音が何ともカッコよかったが、その音がしないのがちょっと寂しい。バッテリーないから当たり前なんだけど。
というかそれ以前にバッテリーないからキーONしても当然ランプ類は何も点かない。
こうこうとランプが点灯。回りが暗かったというのもあるが、より明るく見える。
感動のあまり涙が…(排気煙が染みて目が痛かっただけかもしれんが)。
さぁ後日ギアオイルとクーラントを買ってきて走行テストをしよう(実はこのときオイルも冷却水を足りてなかった)。