ヴィンテージ


みなさーん!!今日私は三重県は桑名市にあります、ココ「クラシックハウス・ヴィテージ」さんにお邪魔してまーす!!こちらのお店はですねぇ、いわゆる「旧車」と呼ばれる車を常時約150台も在庫しているという、まさにマニア垂涎のお店なんですねぇ。(リポーター風)。
…ってもう疲れた。
つーわけで(?)ヴィンテージの紹介。KEN☆KUNと私のヨタハチもここで購入。
ここは「どんな状態の車でも、走る状態まで治します。」と豪語するだけあって、確かに車両整備に関しては高い技術を持ってる。
ただボディレストアに関しては…。まあ、外観は「コレがあの鉄屑だったやつ!?」と驚くほどに仕上げてくれるので、まあよしとしよう。
ここは敷地が広く、しかも所狭しと車が並べてあるので、それこそ一日中いてもあきない。

って御託ばかり並べても実際に行ってみないとどんな所かわかりづらいと思うが、写真を少し多めに添付して少しでもその雰囲気を伝えられたら…と思い写真を添付した。


これが店の出入り口付近の車達。


これが裏手に置いてある車達。


これが駐車場隣の車達。

他にも道路を挟んで工場に置いてある車や国道23号沿いにある外車を扱う店舗等あるが、とにかくすごい数なので、ここでは割愛させてもらう。

とりあえずこんな感じだが、これではさっぱりわからないと思われるので、撮影時に店にあったちょっと面白い車を紹介しようと思う(当然私の主観はいりまくりのまったくの趣味)。


難産を極めた革新的パワーユニット「ヴァンケル式ロータリー・エンジン」を日本で初めて搭載した車「コスモ・スポーツ」。近未来的(UFOみたい)で刃物のように鋭いボディをロケットのごとく加速させる魅惑のエンジン。
もう、その全身からオーラ出まくり。
やはり日本人なら一生に一度はロータリーに乗らなきゃいかんでしょう。


フェアレディZ・S30改。この店はL型エンジンが得意らしく(勝手に決めつけ)、Zやハコスカが様々なカスタムを受けてる。こいつもカリカリチューン(L28→3.1フルチューン)されてて、SOREXキャブやバフがけされたヘッドを見るだけでゾクゾクする。


おそらく初代クラウン最終型。こいつに乗ってればそこいらのベンツやセルシオなんざモーゼの十戒のごとく道を開けるね。


戦後の日本にはじめて誕生した記念すべきモデル、ダットサンスポーツDC-3(後ろ姿だけど)。
生産数48台、現在15台しか確認されてないらしい。
当然お値段も凄まじい。ま、新車のNSXと同じ位と言っとこう。


で、こいつが昭和12年、つまり戦前の車、ダットサンロードスター。マジで博物館クラスの一品。
でもお値段はなぜか上のDC-3の半額以下の450万也。


ハコスカを改造したものではなく、本物のスカイラインGT-R。
この車の詳しいいきさつは皆の方が詳しいだろうから、ここでは割愛する。
やはり本物は放つオーラもお値段も違うね。何かこう、匂い立つものがある。
本当は名機「S20」エンジンも撮りたかったが、それはまた次回ってことで(撮り忘れました(泣)。代りに雑誌の切り抜き添付しときます)。



ケンとメリーのCMで有名(?)な、俗に言うケンメリGT-R。オイルショックにより牙を抜かれ、ついにレースに出場することなくわずか195台生産されただけでその生涯を終えた悲劇のGT-Rでもある。
ま、レースに出たところで大きく重くなりすぎたボディのため、とても勝てるような車ではなかったという話もあるが。
でも、その希少性のため、やっぱり素晴らしい値段がついてる。


こいつはおそらく世界にただ一台、「未走行」のスバル360。実際はメーターは36km付近を指していたが、それでもすごいことだ。
どうやら前オーナーが、購入後倉庫かガレージに入れたままずっとほったらかしだったらしい(何て金持ち…いやいや、おおらかな人だ)。
残念ながらこいつは非売品(当たり前か)。


新しいものでこんなんもあった。スカイラインRS「西部警察仕様」。うーん、文句無しにカッコいい。
この店は他にも「Z・アキラ仕様」とか変のもの(?)作ってる。


残念ながら売約済みになっていたが、スーパーカー・ブームの主役の一人、ロータス・ヨーロッパ(のスペシャル)。
私の憧れの車の一つ。なんつーんすかね。まさに「震えるほど」カッコいい。

ついでにリア・ビュー。絶望的なまでに後ろが見えない(泣)。しかし、そのスタイル、その走りの前ではそんな小さなことは気にしてはいけないのだ!(結局精神論)

これだけではとても紹介しきれないが、雰囲気だけでも伝わっただろうか?
ここは旧車ファンにとっては地上の楽園、パラダイスのような場所だ(と勝手に思ってる)。
コンピューターで設計され個性のカケラもない現行車達。それらに興味が持てなくなったら、一度この店を覗いてみよう。そこには現代の車には無い(与えられなかった)デザイナーの個性、主張等がダイレクトに反映された、魅力溢れる車達があなたを迎えてくれるだろう。
カッコいいな、俺(バカ)。

追加

S20エンジンの写真を撮ってきた。

こいつはたこ足も美しい。

このうねり具合、たまらん。
ちなみにこいつはハコスカの方のS20。ケンメリのS20はヘッドが普通のアルミ地なので、はっきり言えば地味なのだ。その点ハコスカのヘッドは見ての通り真っ赤っかなので、非常にカッコイイ。
あ、後このS20を載せたハコスカのスペックはこうなってる。

うーん、素敵。こいつで現行車をカモったら最高だろうな。




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