クロックアップ





yaw氏よりSDRかRX−7にホットイナズマ(市販品はイナ’ヅ’マ)付けない?みたいなメールがきた。
正直ホットイナズマより先にやることがあったんでパスしようと思ったが、部品を提供して貰えるということなんで、遠慮なく施しを受けることにした。
取り付けマシンはFDに決定。ってかSDRは積む場所に苦労しそうなんで。

製作方法はコンデンサをくっ付けてバッテリーに並列につなぐだけらしいので、市販品は10000円以上するが、自作すれば1000円程度で収まるっぽい。
貧乏人の強い味方だ。
しかしそうなると市販品がなぜ10000円以上するのか調べてみたい気もするが、もちろんそんな金は無いので思い付いただけで却下。


さて、部品を提供してもらえるとのことだが、その他に必要な物があるので、yaw氏と共に大須で部品買出し。
本当はm/60円クラスのケーブルで十分らしいが、FDは青いケーブルでアーシングしてあるので、ケーブルは見た目を重視して良いやつを使ってみる。
その他に、意味も無くレインボーLEDや「直視しないで下さい」って書いてあるLEDでも付けてみようか?なんて事も検討したが、とりあえず今回は見送り。
そもそもボンネットに隠れて見えないし、ちょっと値が張るしな(って数百円もしないんだが)。


yaw氏宅にて作業開始。本体を収めるケースはyaw氏宅で眠ってたペンティアムUを使用(爆)

今となっては懐かしいカードリッジタイプ。これならコンデンサとか入りそうじゃね?
少々(?)もったいない気もするが、中身を取り出すため分解する。

ヒートシンクにくっついてたファンも配線して動くようにするか?とも思ったが、とりあえず分解することだけを考えて作業を進める。

しかしヒートシンクを外したところで問題発生。
分解の仕方がわからない。
そもそもメーカーも、分解するなんて考えもしてないだろうから当然と言えば当然か。
とにかく弄繰り回したりネットでクロックアップのサイトを検索したりして色々調べたが、どうしてもわからない。

ペンUが分解できないことには作業が進まないので、仕方なくドリルでエグってばらす(結局それか)。

とてもCPUを触ってるように見えないが、あくまで必要なのはケースだけなので、細かいことには目を瞑る。


御開帳。手間かけさせやがって(爆)


ふう。ようやく本体の製作に取り掛かれる。
本体と言っても大した構造してるわけではないので、CPUばらした時点でほぼ作業終了な気分になってみたり。
まぁ結局ここからの作業もそれなりに時間がかかるわけだが。

ケーブルの皮膜をめくり、そこへコンデンサの足を差し込む。
このケーブルが結構ゴツイんで、皮膜をめくるのにちょっと苦労。電工ナイフかデザインナイフがあればなぁ、なんてことをyaw氏の工具を使っておきながら自分勝手な文句を垂れてみる。

コンデンサ取り付け完了。
ものすごくシンプル。でも市販品もどうやら似たようなもんらしい。

今回は470、1000、4700μFの3つのコンデンサを使用。小さい方から低、中、高回転域をカバーする(らしい)。
どういう理屈で低、中、高回転域をカバーするのかはわからない。なぜバッテリーに対し並列につなぐのかもわからない。そもそも効果があるのかわからない。何もかもわからない。


このままでも十分な気もするが、一応ハンダ付けしておく。

しかしケーブルがゴツすぎるせいか、ハンダが中々溶けていかない。
まぁこのままでも問題ないので、コンデンサの足を固定して、ハンダを適当に流し込んで終了。
と言っても、それなりに手間はかかっているが。

現状だとケーブルが剥き身なので、皮膜の切れ端を適当に被せる。

で、防水も兼ねてグルーガンで豪快に固める。
なんとなくアメリカ映画に出てくる知性低そうな異星人を思い浮かべるが、どうせケースに収めるので見た目なんか気にしない。
うーん、この安っぽさが堪らない。

そしていよいよ例のケース登場。

しかしここで問題発生(またか)。
ケースの幅が足りず、本体がケースに収まらない。
先に気づけよって感じもするが、仕方ないのでとりあえずファンを外す。

ファンを回して冷却効果も得ようという野望は、ここに潰える。
しかしそれでも収まらないため、本体を少々整形加工。さらにタイラップで無理矢理固定する。
そしてケースの隙間をグルーガンで豪(略)。

ひとまず完成。

うむ、素敵なインパクトだ。


本体が完成したので、次にエンジンルームのどこに設置するか検討する。
せっかくペンティアムUのケースを使ったので、横に向けたり寝かせたりはせず、やはり縦置きにしたい。
しかしFDのエンジンルームは決して広いとは言えず、またケーブルも短く作ったため、設置箇所が限られてきてしまう。

色々考えたが、手軽さやメンテナンス性を考え、バッテリーケースにステーを付けて固定することにした。

これは仮止めだが、大体こんな感じ。
CPUが「刺さってる」感じになるのは、この位置しかなかった。
ドリルで穴開けてボルト&ナットで固定して…ってのは書くのが面倒なんで割愛。

本体を固定したら、バッテリー端子に配線。

プラス、マイナスは間違えてないと思う。多分。

最後にカバーかけて完成。

一応エンジンをかけてみたが大丈夫っぽい。
本当はもっと持ち上げてロゴを目立たせたかったが、スペースの関係上これが限界かな。

あと心配なのが、振動でステーが外れるかもしれないのと、熱でケースが溶けるかもしれないこと。かなりエンジンに近い位置なので不安材料ではあるが、これはしばらく使ってみて様子を見るしかない。


今回の作業は、ケースにペンUを使うことが決定した段階で見た目重視が決定していた。なのでケーブルや設置箇所にもこだわってみたが、このケースを使わなければ正直ホットイナズマ自体付けたかどうか怪しい。
まだ効果のほどは体感できてないが、まぁボンネット開けたときのワンポイントってことで。


しかし良いケースだなぁw






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