ハンドグリッパー





これが握力修行の基本だろう。
しかし、どういうわけか日本のメーカー品は軽すぎるものしか見当たらない。店に並んでいるグリッパーの大半は、指1〜2本でクラッシュできてしまうほどに生ぬるい。
まぁ最近はようやくそれなりのレベルのグリッパーが登場し出したようだが。
グレート・ハンドグリップ 100kg

やはりおすすめはCOC(Captains of Crush)か。握力トレーニーの間でもはやステータスとなっているアイテムである。
アイアンマインド社 キャプテンズ・オブ・クラッシュグリッパー

あとはRBかな。COCは#2と#3の間が開いている(#2:約88kg、#3:約127kg)ため、その間を埋めるかのように細かくアイテムが揃っている。
RBハンドグリッパー(レギュラー/100lb〜330lb)【RB JAPAN.COM】 RBハンドグリッパー(レギュラー/100lb〜330lb)

ただ最近はCOCも1.5、2.5のように、0.5刻みになったようだ。


使い方は説明するまでもないだろう。
ちょっと変わったトレーニング法として、最初に両手や足等を使って無理矢理グリッパーを閉じてから片手を離して耐える方法(ネガティブ法)、グリッパーを逆さまに握って鍛える方法(リバース法)などがある。
ネガティブ専用のグリッパーも存在する。
RBネガティブハンドグリッパー【RB JAPAN.COM】 RBネガティブハンドグリッパー


あと握り方について一つ。
普通の人は多分、無造作にグリッパーを持ち、何も考えずに握り始める。

しかしここに一つ大きな間違いがある。
写真を見ると、グリッパーの柄の部分に片方は人差し指から小指までの4本の指がかかり、もう片方には親指だけがかかっている。
多くの人がこのように持って握っており、一見すべての指でガッチリ掴み、何も問題ないように見えるが、これだと親指1本にグリッパーの力の大半がかかってしまうことになる。
COC#2だと約88kgといったところか(実際にはそんな強度はなさそうだが)。
親指1本に約88kgの力がかかることを想像してみよう。感覚的には親指1本で逆立ちしてるようなもんか?(いや、それ以上か)
そんなこと不可能なことはすぐにわかると思う。まぁ極限まで鍛えれば可能かもしれないが。
負荷の軽いグリッパーなら問題なかったかもしれないが、こんな握り方ではいつまでたっても次のステージにステップアップできない。

というわけで、正しい握り方。

ここからさらに自分の好みのポジションに握りなおし(カード1枚分の幅さえ残れば、両手で握りなおすことも可能)、全身全霊を持って握りつぶす。
私の場合、たまにこの一撃で目の周りに星が飛んだり、めまいを起こしたときのような感じ(視野狭窄?)になったりする。

あと、COCは滑り止め加工が施してあるため、特に薬指と中指の皮がボロボロになるが、そのうち角質化し足の裏のようになるので問題ない(爆)



RBはちょっととんでもないグリッパーも扱っているので、興味のある方はどうぞ(笑)
RBハンドグリッパー(スペシャル/365lb)【RB JAPAN.COM】 RBハンドグリッパー(スペシャル/365lb)
RBゴールドグリッパー(210lb〜365lb)【RB JAPAN.COM】 RBゴールドグリッパー(210lb〜365lb)





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